翻訳と辞書
Words near each other
・ ソット・チタラダ
・ ソット・ポーリン
・ ソッド・ハウス
・ ソッパス
・ ソッピース
・ ソッピース キャメル
・ ソッピース クックー
・ ソッピース スナイプ
・ ソッピース タブロイド
・ ソッピース トライプレーン
ソッピース パップ
・ ソッピースキャメル
・ ソッピース・アビエーション
・ ソッピース・アヴィエーション
・ ソッピース三葉機
・ ソッピーズ キャメル
・ ソップ
・ ソップムーイ
・ ソップムーイ郡
・ ソップ型


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ソッピース パップ : ミニ英和和英辞書
ソッピース パップ[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ソッピース パップ : ウィキペディア日本語版
ソッピース パップ[ちょうおん]

ソッピース パップ(Sopwith Pup)は第一次世界大戦で使用されたイギリスの単座複葉戦闘機ソッピース・アヴィエーションで製作され、正式な名前はソッピース・スカウトだったが、より大型の複座機ソッピース 1½ ストラッターに比較して子犬(Pup)のようであったことから、パイロットによってパップという愛称が付けられた。その名は品がないと考えられたため、正式な名前とは認められなかった〔"Sopwith Pup " ''Royal Air Force Museum''. Retrieved: 18 August 2008.〕が、これが先例となり、以後のソッピース機はすべて(ソッピース トライプレーンを除いて)、哺乳類または鳥類の名(キャメル(ラクダ)、ドルフィン(イルカ)、スナイプ(シギ)等)が付けられることとなった。パップの素直な飛行特性は航空母艦の甲板からの離着陸試験に最適だった。
== 設計と開発 ==
パップは、ソッピース社のテストパイロットであるハリー・ホーカーの個人用飛行機を基礎にしたものである。1915年に設計されたこのソッピース SL TBPと呼ばれた飛行機は、グノーム50馬力ロータリーエンジンを装備していた。
1916年初め、ソッピース社はこの飛行機をもとに戦闘機を開発した。そうして完成したパップは、単座の複葉機で、胴体は木製の枠に布張り、上下の翼は同じ幅を持ち、支柱は左右各1対だった。主車輪の車軸は左右一体でありV字型の支柱で胴体下部の縦通材に取り付けられていた。縦通材の尾部には尾橇が取り付けられた。エンジンはほとんどが80馬力のル・ローヌ・ロータリーエンジンだったが、1917年に本土防空に従事した機体はより強力な100馬力のグノーム・モノスーパープを装備した。武装は7.7 mmのビッカース機銃1挺で、ソッピース=カウパー断流器によって同調していた。
パップの生産数は全部で1,770機であり、うちソッピース社が96機、スタンダード・モーター社が約850機、ホワイトヘッド・エアクラフト社が約820機、ウィリアム・ビアドモア社が約30機を生産した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ソッピース パップ」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.